根腐れや幹の軟化を確認した場合、数日の迷いが株の命取りとなります。観葉植物全般における根腐れの再生処置と同じく、腐食組織の完全除去と再生ルートの確保を機械的に進める必要があります。
ステップ1:抜根と地下部の検死・切除
鉢から株を慎重に抜き取り、古い土を指先で優しくほぐしながら完全に落とします。黒褐色に変色してドロドロに溶けた根や、引っ張ると芯だけ残して皮が抜けてしまう根はすべて壊死しています。消毒済みの清潔な園芸ハサミを用い、健康な白い根が見える位置まで徹底的に切り落としてください。中途半端に腐敗部を残すと、再植栽後に菌が再繁殖します。
ステップ2:根腐れ度合いに応じた救出ルートの選択
地下部のダメージレベルによって、選択すべき金のなる木 根腐れ 復活方法は二手に分かれます。
健全な根が全体の30%以上残っている場合は、日陰で3〜5日間しっかりと根を乾燥させた後、清潔な多肉植物用土に植え直します。植え替え直後の水やりは厳禁です。傷口が完全にカルス(癒合組織)で塞がるまでの約1週間〜10日間は断水を貫きます。
一方、根が全滅しているか、あるいは幹の地際まで変色が及んでいる場合は、通常の植え替えでは助かりません。唯一の活路は「胴切り」による金のなる木の挿し木救出方法です。
ステップ3:腐敗部を断ち切る「胴切り」と挿し木プロトコル
カッターナイフの刃をエタノールや火炎で滅菌し、ぶよぶよになった幹の変色部より「2〜3センチ上方」の完全に硬い緑色の部分で真横に切断します。切断面の維管束に少しでも茶褐色のリングや黒点(腐敗菌の痕跡)が残っていれば、完全に純白・緑色の断面が現れるまで数ミリ単位で切り戻してください。
切り取った健全部は、風通しの良い明るい日陰に立てかけ、切り口を5〜7日間かけてカチカチに乾燥させます。乾燥後、水はけに優れた無菌の挿し木用土(バーミキュライトや小粒赤玉土)に挿し、直射日光を避けた環境で発根を待ちます。水を与えるのは挿してから2週間後、新芽が微かに動き出してからごく少量ずつ開始します。