ネット上の情報には、一部の誤解や現実と乖離した認識が定着してしまっている部分があります。受診前に正しく把握しておくべき盲点は主に2点存在します。
第1の誤解は、「予約さえ取れれば、どのような急患でも24時間受け入れてもらえる」という思い込みです。リトルバードは夜間救急病院ではなく、あくまで高度専門診療を行うクリニックです。診療時間外の緊急対応や、予約枠外での突然の飛び込み診療は原則として受け付けていません。深夜に愛鳥が落鳥寸前の状態に陥った場合、同院の留守電にすがるのではなく、小動物の夜間救急対応が可能な24時間センターを平時から控えておく複線的なリスク管理が不可欠です。
第2の盲点は、「小鳥の病院としておすすめだから、元気なうちの健康診断で気軽に行こう」と安易に考えてしまう点です。もちろんインコや文鳥の定期健康診断自体は推奨されていますが、重篤な感染症を抱えた他個体と同じ待合空間を共有するリスクを忘れてはなりません。同院では厳重な院内衛生管理が施されていますが、免疫の弱い幼鳥や健康な若鳥のルーティン検診であれば、まずは地域のかかりつけ鳥類診療医に相談し、異常が疑われた段階で同院へのセカンドオピニオンを検討するという使い分けが賢明です。