酸化マグネシウム飲むタイミングの正解!食後と就寝前の差を徹底解剖

酸化マグネシウム飲むタイミングの正解!食後と就寝前の差を徹底解剖

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「酸化マグネシウムは毎日飲んでも大丈夫なのか」という点について、多くの医療機関では習慣性がないため連用可能と説明しています。しかし、「安全な薬=無制限に飲んでいい薬」ではありません。特に長期間にわたって毎日服用し続けている人が絶対に知っておかなければならない重篤なリスクが、厚生労働省や医薬品医療機器総合機構(PMDA)からも注意喚起されている「高マグネシウム血症」です。

通常、体内に取り込まれた余分なマグネシウムは腎臓から尿中へと速やかに排泄されます。しかし、加齢や持病によって腎機能が低下している場合や、長期間にわたって高用量を漫然と服用し続けた場合、血中のマグネシウム濃度が異常に上昇してしまいます。

見逃してはならない高マグネシウム血症の初期症状には、次のようなものがあります。

  • 激しい倦怠感、全身のだるさ、脱力感
  • 立ちくらみ、めまい、血圧低下
  • 吐き気、嘔吐、食欲不振
  • 皮膚の潮紅(顔が赤くなる、体が火照る)
  • ひどい眠気(傾眠)、脈が遅くなる(徐脈)

これらの兆候を「単なる風邪や加齢による疲れだろう」と見過ごし、さらに酸化マグネシウムを飲み続けると、呼吸抑制や心停止といった命に関わる事態に直結します。特に高齢者や腎疾患を持つ人が長期連用する場合は、定期的に血液検査を受け、血清マグネシウム値をモニタリングすることが不可欠です。

また、絶対に避けなければならないのが牛乳との飲み合わせです。酸化マグネシウムを牛乳やカルシウムを豊富に含む飲料、カルシウムサプリメントと一緒に摂取すると、体内のカルシウム排泄が妨げられ、「ミルク・アルカリ症候群」を引き起こす危険があります。血中カルシウム濃度が急上昇し、高カルシウム血症、代謝性アルカローシス、さらには急性腎不全を誘発するため、服用の前後2時間は牛乳やヨーグルトなどの乳製品の摂取を控えるのが鉄則です。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。