Q1:本州の鉢植え栽培でも沖縄のように月桃の花を咲かせることはできますか?
A1:咲かせることは十分に可能ですが、年数と株の充実が必要です。月桃は前年に伸びた太い偽茎(茎のように見える部分)の先端に花芽をつける性質があるため、冬場に寒さで地上部を枯らしてしまうと翌春に花が咲きません。冬の間も室内で葉と茎を健やかに維持し、株分けから2〜3年かけて大株(草丈1.5m以上)に育て上げることが開花の絶対条件となります。
Q2:「シマ月桃」と「タイリン月桃」では何が違うのですか?
A2:沖縄に古くから自生する在来種が「シマ月桃(Alpinia zerumbet)」で、花がやや小ぶりで下を向いて咲き、精油の希少価値が極めて高いのが特徴です。一方、「タイリン月桃(Alpinia formosana)」は台湾等から導入された品種で、花が大きく上または横を向いて咲き、精油の抽出量が比較的多くシネオール成分が豊富です。コスメやアロマでは、繊細な芳香のシマ月桃と、爽快感が強く採油効率の良いタイリン月桃が用途に応じて使い分けられています。
Q3:月桃化粧水を使うとヒリヒリすることがあるのはなぜですか?
A3:月桃水自体に強い天然の抗菌・収れん作用(毛穴を引き締める作用)があるため、極度の乾燥肌やバリア機能が低下している状態では、一時的にピリピリとした刺激を感じる場合があります。アルコールフリーの蒸留水であっても、初めて使用する際は腕の内側などでパッチテストを行い、刺激を感じる場合は手持ちの低刺激化粧水で2倍程度に薄めて使い始めることを推奨します。