Q1:スマホのカメラでまぶたの裏の写真を撮ってオンライン相談しても正確に診断できますか?
A1:完全な確定診断は不可能です。スマートフォンのカメラは自動色調補正(ホワイトバランス)が強力に働くため、実際よりも赤みが強調されたり、逆に白く写ったりすることが頻繁に起こります。医師に見せる参考資料としては有用ですが、最終的な診断には対面での自然光下による視診と、客観的な血液検査の数値が必須となります。
Q2:立ちくらみやめまいがひどいのに、まぶたの裏は綺麗なピンク色をしています。貧血ではないのでしょうか?
A2:貧血ではない可能性、あるいは「隠れ貧血」の可能性があります。眼瞼結膜がピンク色でも、貯蔵鉄(フェリチン)が枯渇していると自律神経が乱れてめまいを起こします。また、貧血ではなく「起立性調節障害」や「耳鼻科系疾患(良性発作性頭位めまい症やメニエール病)」、「脱水症」が原因で立ちくらみが生じているケースも多いため、症状が続くなら放置せず内科や耳鼻科で鑑別を受けてください。
Q3:病院で処方された鉄剤を飲み始めてから、どれくらいでまぶたの色や症状は元に戻りますか?
A3:個人差はありますが、服用開始から約2〜3週間で動悸や立ちくらみなどの自覚症状が和らぎ始め、1カ月前後で血中ヘモグロビン値の上昇とともにまぶたの赤みが戻ってきます。ただし、そこで服用をやめてはいけません。枯渇した貯蔵鉄(フェリチン)を満たすには最低でも3カ月〜半年程度の継続的な内服が必要です。医師の指示に従い、フェリチン値が十分に回復したことを確認するまで治療を完遂してください。