結論から言えば、現在の新横浜駅周辺において公に活動している暴力団事務所は存在しません。かつて昭和から平成初期にかけては、横浜市内全域で指定暴力団「稲川会」傘下の有力組織などが強い影響力を持っていた歴史があり、港北区や隣接する鶴見区・神奈川区周辺にも関係先が点在していた時期がありました。しかし、相次ぐ法改正と取り締まりの強化によって、その様相は激変しています。
横浜市内の暴力団勢力図を見渡すと、歴史的に稲川会系の組織が広く地盤を築いてきた経緯があります。しかし、新横浜はオフィスビルやホテルが計画的に開発された比較的新しい都市機能エリアであり、伊勢佐木町や関内、鶴見といった古くからの歓楽街とは街の成り立ちが根本的に異なります。ビル管理会社による反社排除条項の徹底や警察との連携により、組織が拠点を置くこと自体が極めて困難な環境が定着しています。
一部のネット掲示板やSNSでは「新横浜の雑居ビルに関係組織のアジトがある」といった真偽不明の情報が飛び交うことがありますが、これらは過去の断片的な噂や、周辺地域と混同されたものが大半です。実態として街中で組員の姿を見かけるような状況は皆無に等しく、過度な懸念を抱く必要はありません。