全国の現場で特に注目を集めているのが、若者のデジタルネイティブとしての強みを活かした地域コミュニティへの参加と高齢者支援です。行政手続きのオンライン化やマイナンバーカードを活用した医療連携が進む中、デジタルデバイド(情報格差)に悩む高齢者は少なくありません。
具体的な少子高齢化に向けたボランティア活動の事例として、地方都市の学生グループが主導する「出張スマホ駆け込み寺」が大きな反響を呼んでいます。若者が高齢者にメッセージアプリの使い方や防災アプリの設定を丁寧に教えることで、高齢者の孤立防止と災害時の安否確認体制が同時に整いました。教える側の若者にとっても、人生の先輩から地域の歴史や生活の知恵を学ぶ貴重な多世代交流の場となっており、単なる一方通行の支援を超えた温かい循環が生まれています。