SAOという作品の魂とも言えるのが、主人公・キリト(桐ヶ谷和人)とヒロイン・アスナ(結城明日奈)の揺るぎない絆です。アインクラッド第1層からの出逢いを経て、デスゲーム、妖精郷、ファントム・バレット、そしてアンダーワールドでの200年という果てしない時を共に生きた2人の関係性は、ライトノベル史上でも類を見ない深さに達しています。
ユナイタル・リング編においても、2人の信頼関係が揺らぐことは一切ありません。過酷なサバイバル環境の中で背中を預け合い、現実世界では高校卒業後の進路や将来を見据えた対話を重ねています。
ファンの間では「最終巻で2人は結婚式を迎えるのか」「現実世界での正式な将来が描かれるのか」という結末への関心が極めて高く、激動の事件を乗り越えた先にどのような穏やかな未来が訪れるのかが、本作の最も重要なエモーショナル・コアとなっています。