順風満帆に見えた音楽活動の裏で、林保徳の肉体は過酷な負担に悲鳴を上げていました。2017年8月、Acid Black Cherryのアルバムリリースイベントおよび全国ツアーの中止と、無期限の活動休止が公式発表されました。
休止の主な原因は、長年にわたる激しいヘッドバンギングやハードなステージングによる「頸椎損傷」の悪化です。過去にも出血性声帯ポリープや頸椎椎間板ヘルニアの手術・療養を経験していましたが、2017年の段階では首だけでなく腰や肩など全身に耐え難い激痛が広がり、歌唱や日常生活にすら大きな支障をきたすレベルに達していました。中途半端なパフォーマンスをファンに見せたくないというプロ意識と、主治医からの強いドクターストップを受け、苦渋の決断として療養に専念することを選んだのです。