配給を手掛けたウォルト・ディズニー・スタジオにとっても、本作は歴史的な大ヒット作となった。過度な残酷描写に頼らず、心理描写で追い詰める構成は、ハリウッド映画におけるホラーの概念を大きく覆した。
世界的な興行収入の成功にとどまらず、作品としての評価も極めて高い。第72回アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚本賞、助演男優賞を含む主要6部門にノミネートされた。サスペンス・ホラーやサイコホラーと呼ばれるジャンル映画が、アカデミー賞の最前線でこれほど高く評価された例は極めて異例である。
単なる一発屋のアイデア勝負ではなく、重厚な人間ドラマとしてのクオリティが世界中で認められた証拠だ。