風間俊介のキャリアを語る上で欠かせないのが、旧ジャニーズ事務所内でも極めて珍しい「歌って踊るアイドルとしてCDデビューしていない」という点です。
ジャニーズJr.黄金期と呼ばれた1990年代後半、彼は山下智久、生田斗真、長谷川純とともに伝説のユニット「Four Tops」を結成し、絶大な人気を誇っていました。しかし、2003年に山下智久がNEWSとしてメジャーデビューを果たしたことでユニットは事実上の解体となります。通常であれば他のグループでのデビューを目指すところ、風間は1999年のドラマ『3年B組金八先生 第5シリーズ』で演じた兼末健次郎役での圧倒的な演技評価を足がかりに、本格的に役者の道へ舵を切りました。
同じく俳優専任の道を歩んだ生田斗真との関係性は、ライバルでありながら唯一無二の理解者という特別なものです。前例のない「ジャニーズの俳優枠」という未開の荒野を二人三脚で切り拓き、日本アカデミー賞や数々の演劇賞に絡む実力派へと成長したプロセスは、後輩タレントたちに新たな選択肢を示す大きな道標となりました。