以前、大手IT企業に勤務する30代後半の男性・佐藤さん(仮名)が経験した実話は、トリプル不倫の恐ろしさを象徴しています。
佐藤さんは同じ業界の勉強会を通じて知り合った既婚女性2名と、互いに既婚であることを承知の上で同時並行の関係を持ちました。「大人の割り切った関係」を標榜していたものの、女性の1人が佐藤さんのもう1つの関係に気付いたことから歯車が狂い始めます。激しい嫉妬に駆られたその女性は、もう一方の女性の配偶者へSNSを通じて密告を行いました。
結果は破滅的でした。密告を受けた配偶者が探偵を雇って証拠を固め、佐藤さんの自宅と勤務先へ内容証明郵便が一斉に送付されたのです。3世帯すべてで離婚協議が始まり、佐藤さんは妻から即座に三くだり半を突きつけられ、自宅と子どもの親権を失いました。加えて、双方の夫から総額450万円に及ぶ慰謝料の支払命令を受け、会社内でも噂が広がり依願退職へと追い込まれました。刺激を求めた代償として残ったのは、莫大な負債と完全に崩壊した人間関係だけでした。