ペキックスが成犬として骨格的に完成するのは、生後10ヶ月から1歳前後のタイミングです。成犬時の平均的な体高は約20cm〜28cm、体重は3.5kg〜6.5kgの範囲に収まる個体が大半を占めます。ただし、両親のどちらの血筋を色濃く受け継ぐかによって個体差が生じやすく、大柄なペキニーズやスタンダード寄りのダックスの血が入っている場合は、7kg前後に達することもあります。
体型の最大の特徴は、ダックス譲りの胴長短足なプロポーションです。そこにペキニーズ特有の幅広な胸板とがっしりとした骨太な前足が合わさるため、抱き上げた際に見た目以上のずっしりとした重みを感じる傾向があります。この独特の体躯は愛嬌のあるコミカルな歩き方を生み出す一方、背骨に物理的な負荷がかかりやすい構造でもあるため、成長期における適正体重の維持は骨格形成において極めて重要です。