日本列島の成り立ちを完全解説|大陸分裂とプレート激突の歴史年表と真相

日本列島の成り立ちを完全解説|大陸分裂とプレート激突の歴史年表と真相

日本列島の成り立ちを完全解説|大陸分裂とプレート激突の歴史年表と真相に関する深掘り記事を分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。

地学や地形に関するネット上の情報には、専門知識の断片化による誤解や混同が少なくありません。大地の成り立ちを正しく理解するために、代表的な3つの盲点を整理します。

誤解①:「フォッサマグナ」と「糸魚川-静岡構造線」は同じもの?
これは最も多い混同です。糸魚川-静岡構造線は、フォッサマグナという「面(地域・地溝帯)」の西端を区切る「線(断層)」に過ぎません。フォッサマグナの東端は、新潟県の新発田から静岡県の小山町を結ぶライン(新発田-小出構造線など諸説あり)とされており、新潟県から神奈川県・静岡県にまたがる広大なエリアそのものをフォッサマグナと呼びます。

誤解②:「中央構造線」はフォッサマグナによって作られた?
日本最大の断層帯である「中央構造線(MTL)」は、関東から紀伊半島、四国、九州へと約1000kmにわたって延びていますが、その誕生は中生代白亜紀(約1億年前)に遡ります。つまり、フォッサマグナができるはるか昔から存在していました。中央構造線はフォッサマグナによって中央で分断され、長野県付近で大きく屈曲・寸断されています。

誤解③:「日本列島はずっとひとつの陸橋だった」という認識
教科書などで「氷河期に大陸と陸続きになりナウマンゾウが渡ってきた」という記述を目にしますが、それは更新世の氷期における一時的な海水面低下によるものです。地殻構造としては、約1500万年前に大陸から分離した時点で、すでに独立した島弧としての運命を歩み始めていました。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。