スギ・ヒノキ花粉に悩まされることなく、春でも澄んだ空気の中で深呼吸できる代表的なエリアをランキング形式で紹介します。
第1位:沖縄県(本島および先島諸島)
沖縄に花粉症がない理由は極めて明快で、県内にスギやヒノキの山林が一切存在しないためです。年間を通じて温暖な亜熱帯海洋性気候であり、リュウキュウマツやマングローブ、ヤシ類などが主たる植生を占めます。本州から飛行機で那覇空港に降り立った瞬間、長年苦しんできた鼻づまりや目のかゆみが劇的に軽快したと語る体験者が後を絶ちません。石垣島や宮古島などの離島も含め、名実ともに国内最強のスギ花粉ゼロ地域です。
第2位:東京都・小笠原諸島(父島・母島)
同じ東京都でありながら、都心から南へ約1,000km離れた太平洋上に位置する小笠原諸島は、独自の海洋島生態系を持ちます。スギやヒノキは1本も自生しておらず、島内全域で小笠原諸島は花粉ゼロの環境が保たれています。定期船「おがさわら丸」で片道24時間の航路となりますが、長期滞在が可能なフリーランスやリタイア層にとって、究極のオアシスとして支持を集めています。
第3位:鹿児島県・奄美群島および屋久島南部
奄美大島や徳之島などの奄美群島も沖縄県と同様、亜熱帯の植生が中心であり、スギ花粉の飛散は観測されません。なお、屋久島には有名な「ヤクスギ」が自生していますが、原生林に点在する樹齢1,000年以上の個体数が中心であり、本州のように過密植林された人工林とは飛散規模が桁違いに小さいため、平野部では深刻な被害が出にくい特徴があります。
第4位:北海道(道央・道北・道東エリア)
北海道の大部分はスギ・ヒノキ自生なしエリアに該当します。函館を中心とする道南の一部地域を除き、札幌や旭川、道東エリアでは春先の2月〜3月にスギ花粉で悩まされる心配がほぼありません。本州で花粉が猛威を振るう時期、北海道はまだ雪景色が残るクリアな空気環境に恵まれています。