オークションが開催されたヨークシンシティにおいて、ネオンの運命は暗転する。幻影旅団の団長クロロ=ルシルフルは、彼女の能力に着目し、巧みな言葉と洗練された物腰でネオンに接近した。彼女の無警戒な性格を利用して接触を果たしたクロロは、自身の念能力「盗賊の極意(スキルハンター)」の発動条件を鮮やかにクリアしてみせる。
条件を満たされたことで、ネオンの「天使の自動筆記」はクロロの持つ本の中へと封印された。能力を奪われた人物はその念を使うことができなくなるため、ネオンは一瞬にしてただの無力な令嬢へと転落する。クロロはこの予言能力を即座に使い、旅団員たちの未来を予言して死の危機を回避しようと試みた。この強奪劇は、能力者同士の知略戦を描く物語の中でも屈指のハイライトとして語り継がれている。