長年、黒の組織のボス「あの方」に次ぐナンバー2として、その容姿や性別すら謎に包まれていたラム。「屈強な男」「女のような男」「年老いた老人」という錯乱した目撃情報ばかりが錯綜し、読者の推理を翻弄し続けてきた。しかし、「週刊少年サンデー」の連載にて、その正体が脇田兼則であることが確定した瞬間、ファンコミュニティには激震が走った。
左目に眼帯を着用した寿司職人の姿は、義眼であるというラムの特徴と完璧に合致していた。普段は頼りなさげで江戸っ子気質な振る舞いを見せつつも、時折見せる鋭い眼光。そのギャップこそが、組織の刺客としての冷酷さを何よりも雄弁に物語っていたのだ。