インターネット上の掲示板やSNSでは、『ふたりの大阪』に関して時折見受けられる誤解が存在します。代表的なものとして「相手歌手は作曲家の岡千秋氏ではないか」という混同です。
前述の通り、岡千秋氏とデュエットしたのは1983年の『浪花恋しぐれ』です。『浪花恋しぐれ』は破天荒な芸人とそれを支える女房の激しい情念を描いた楽曲であり、一方の『ふたりの大阪』は都会的で切ない男女の恋を描いたムード演歌です。両曲とも大ヒットし、関西弁の台詞や情緒的な掛け合いが含まれるため記憶の中で混同されがちですが、パートナーも楽曲のテイストも明確に異なります。