だいじょうぶだぁ饅頭の真実|志村けん公認の経緯と買える場所徹底解説

だいじょうぶだぁ饅頭の真実|志村けん公認の経緯と買える場所徹底解説

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東村山市といえば、かつてTBS系『8時だョ!全員集合』で志村けん氏が披露した「東村山音頭」によって、一躍その名を全国区へと押し上げられた歴史を持ちます。しかし、昭和から平成へと移り変わる1990年代初頭の時点では、市を代表する決定的な名物土産が定着しておらず、商店街や地元産業にとっては長年の課題でした。

転機が訪れたのは1993年。当時フジテレビ系で放送され爆発的な高視聴率を記録していた冠番組『志村けんのだいじょうぶだぁ』にちなみ、地元活性化の起爆剤を作ろうと立ち上がったのが、市内で文久年間(江戸時代末期)から続く老舗「和菓子処餅万」の当時の経営陣でした。「志村さんのギャグをお借りして、東村山を訪れる人々が笑顔になる名物菓子を作れないか」という純粋な熱意から企画が動き出します。

地域振興の担当者や当時の関係者が語る記録によると、餅万の店主は試作した饅頭を携え、東村山市内に住まう志村氏の実家へと足を運びました。母・和子さんをはじめとするご家族を通じて志村けん氏本人へ趣旨を伝えたところ、志村氏は「ふるさと東村山を盛り上げてくれるのなら、ぜひ使ってください。地元のためになるなら商標使用料(ライセンス料)なんて一切いりません」と快諾。権利関係やライセンスビジネスが厳格化しつつあった時代において、無償かつ二つ返事で正式公認を与えたのです。

こうして志村けん公認の経緯を持つ正式銘菓となった「だいじょうぶだぁ饅頭」は、パッケージの題字や焼き印にあの親しみやすい言葉を刻み、瞬く間に東村山名物の筆頭へと駆け上がりました。のちに志村氏の新たな鉄板ギャグとなった「だっふんだ」が登場した際にも、続編として「だっふんだぁ饅頭」を開発。志村氏がテレビ番組でこの饅頭を差し入れや手土産として配ったことで、芸能界にもファンが急増し、名実ともに東村山を象徴するソウルフードへと昇華しました。

森 瞳
著者

森 瞳

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