デニムとの接触機会が最も多いスニーカーやレザーアイテムは、水洗いができないケースが多いため、衣類とは全く異なる物理的・化学的アプローチが求められます。
スニーカーデニム色移りの素材別処置
キャンバス地スニーカーの場合、固形ウタマロ石けんと毛先の柔らかい歯ブラシを用い、40℃のぬるま湯で泡立てながら局所的にかき出します。一方、白レザースニーカーやソール(ゴム部分)の青ジミには、「消しゴム型クリーナー」や「メラミンスポンジ(※水で固く絞り、革表面を強くこすりすぎないこと)」を用いた物理的吸着が有効です。
レザーバッグデニム色移り除去の鉄則
本革バッグにインディゴが付着した場合、水拭きやアルコール除菌シートの使用は絶対に避けてください。革の保護コーティングを破壊し、染料を革の深部へ浸透させて取り返しのつかない染みを作ります。
正しいアプローチは、無色の「デリケートレザークリーム」または「専用ステインリムーバー」を柔らかいコットンクロスに適量取り、円を描くように優しくなじませて染料を浮かび上がらせることです。革の油分バランスを崩さずに表面のインディゴ粒子を包み込んで除去し、最後に乾拭きをして保護クリームを薄く塗り直します。