たけのこの茹で方決定版!米ぬかなしアク抜きと保存のプロ技

たけのこの茹で方決定版!米ぬかなしアク抜きと保存のプロ技

たけのこの茹で方決定版!米ぬかなしアク抜きと保存のプロ技にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

「レシピ通りに時間をかけて茹でたのに、舌がピリピリするようなえぐみが取れない」という相談は、料理相談サイトやSNSでも毎春のように散見されます。調査の結果、失敗してしまう家庭の8割以上が「茹で上がった直後にザルにあげて水で洗ってしまう」という致命的なミスを犯していることが判明しています。

たけのこの茹で汁をそのまま冷ます理由は、浸透圧とアクの再結晶化防止にあります。加熱によって組織の外へ溶け出したシュウ酸などのアクは、茹で汁の中に浮遊しています。高温の状態で急激に空気に触れさせたり冷水に浸したりすると、たけのこの組織が急激に収縮し、表面に残ったアクを内側に吸い戻してしまうのです。

鍋の火を止めたら蓋をしたまま、完全に常温になるまで半日〜一晩かけてゆっくりと熱を冷まします(徐冷)。この緩やかな冷却プロセスの間に、米ぬかの旨味と水分が組織の奥深くまで浸透し、繊維が落ち着いてえぐみのないまろやかな食感が完成します。「加熱時間と同じくらい、冷ます時間が重要である」という事実を忘れてはなりません。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。