インターネット上には「他人のメールアドレスを誰でも特定できる裏ワザ」「パスワードなしでアカウントを覗き見られる無料ツール」といった扇情的な情報が散見されるが、これらは100%悪質なフィッシング詐欺またはマルウェア配布の手口である。
情報セキュリティ推進機関や警察庁のサイバー犯罪対策部門からも度々警告が出されている通り、非正規の検索フォームに自身の情報や他人の識別情報を入力すると、入力者自身のアカウント情報が窃取され、スパム送信の踏み台にされる危険性が極めて高い。
また、自分のアドレス管理における最大の盲点は「エイリアス機能の放置」と「転送設定の形骸化」にある。過去に設定した古い転送先がサービス終了していたり、第三者に再割り当てされたドメインであった場合、重要な通知やパスワードリセット用URLが他人に届いてしまうリスクがある。アドレスの確認と同時に、不要になった古い転送設定の棚卸しを定期的に実施することが推奨される。