二人の出会いは1990年代前半、スポーツ取材の現場だった。当時、キャスターとして頭角を現していた栗山英樹氏と、TBSテレビの若手有望アナウンサーだった福島弓子氏。番組での共演や密着取材を通じて距離を縮めた二人が、将来を誓い合う仲となるまでに時間はかからなかった。親族への挨拶や結婚の準備が進んでいたと報じられたこともあり、周囲は誰もが二人のゴールインを疑わなかった。
しかし、事態は急転直下する。婚姻届が提出されることはなく、破局という結末を迎えた。2026年現在の視点から改めて当時の関係者や報道記録を追うと、そこには双方のキャリアに対する並々ならぬ情熱と、プロフェッショナルゆえのすれ違いがあったことが浮き彫りになる。単なる心移りといったゴシップ的な解釈ではなく、お互いの人生に対する誠実さゆえの苦渋の決断だったという見方が、今では有力とされている。