長年番組の顔として全体を力強く引っ張ってきたMC陣の存在感も、番組の成功を支える不可欠なピースだった。型にはまった進行を良しとせず、ゲストの素顔や本音を巧みに引き出すトーク回しは、視聴者に「今、何かが起きている」というライブならではの臨場感を強烈に印象付けた。
ステージ上の緊迫感とトークコーナーで見せる和やかな空気のギャップこそが、長時間の特番であっても視聴者を飽きさせない最大の魔法だった。出演者全員が心から楽しんでいる様子が画面全体から滲み出ており、その多幸感に満ちたオーラがテレビの前のファンを釘付けにしたのである。