フィルター掃除で失敗する最大の原因は、汚れの「化学的性質」を無視して単一の洗剤で洗おうとすることにあります。アルカリ性のカルキ汚れには酸性のクエン酸、酸性の皮脂・雑菌臭にはアルカリ性の重曹、そして沈着した黄ばみやカビには酸素系漂白剤(オキシクリーン等)を的確に使い分ける必要があります。
カルキ除去を目的とする場合、水1Lに対してクエン酸大さじ1弱を40度程度のぬるま湯にしっかり溶かし、フィルター全体を沈めます。カルキ除去のつけ置き時間は約1〜2時間が目安です。水溶液の温度が高すぎるとフィルター枠のプラスチックが変形するため、給湯器の設定温度(40℃程度)を遵守してください。つけ置き後は水道水で3回以上しっかりと押しすすぎ、溶け出したミネラル分を完全に洗い流します。