スシローを傘下に収める株式会社FOOD & LIFE COMPANIESのトップである代表取締役社長・新居耕平氏の手腕には、かつてないほど厳しい視線が注がれている。急成長を遂げるグローバル企業へと拡大した反面、足元の現場で起きている労働環境の悪化を抑止できなかった経営責任の重さは否定できない。
度重なる企業不祥事に対し、経営陣が掲げる「顧客第一主義」や「コンプライアンス徹底」のスローガンが形骸化していたのではないか。株主や消費者からの信頼を取り戻すためには、ポーズだけの謝罪ではなく、現場の声に真摯に耳を傾ける実質的な組織改革と、管理職に対する徹底した意識改革が不可欠である。