衆議院議員としての活動や、内閣府での閣僚職をはじめとする国政の要職を務める傍らで、家庭での医療的ケアをサポートする生活は過酷を極める。早朝から国会へ向かい、夜は自宅で息子のケアにあたる日常。夫や看護師、地域ヘルパーの支援を得ながらチームで子育てを担う姿は、従来の孤立しがちな子育て像に一石を投じた。
永田町の多忙なオフィスと息子の病室や自宅を行き来する舞台裏には、完璧な母親であろうとするのではなく、周囲の手を借りながら共に生きる道を選択したしなやかな強さがある。自らの家庭をモデルケースとして提示することで、医療的ケア児を抱える家庭が社会から孤立しないための制度改革や環境づくりの重要性を訴え続けている。