櫻井海音を取り巻く家庭環境を紐解くと、芸能界の華やかさとは対照的な、地に足のついた家庭教育の姿が浮かび上がります。
父・桜井和寿は2000年に元タレントの吉野美佳と再婚。翌2001年4月13日に長男として誕生したのが海音です。桜井家の家族構成としては、桜井和寿の前妻との長女(異母姉)に加え、吉野美佳との間に生まれた海音(長男)、愛音(次男/2003年生)、奏楽(三男/2008年生)の3兄弟が存在します。全員の名前に「音」という漢字が含まれており、父の音楽への深い愛情と敬意が込められていることは広く知られています。
母である吉野美佳は結婚を機に芸能界を完全に引退し、専業主婦として家庭を支え続けました。海音は幼少期から東京ヴェルディのジュニアユースに所属するなど本格的にサッカーに打ち込んでいましたが、泥だらけのユニフォームの洗濯や日々の栄養管理など、献身的なサポートを続けたのが母・吉野美佳でした。
家庭内における桜井和寿のエピソードとして、特番インタビュー等で語られた証言によれば、「家の中では完全に普通の父親」であり、音楽の英才教育を押し付けることは一切なかったといいます。海音自身が中学生時代に自発的にドラムを選んだ背景にも、「父と同じボーカルやギターではなく、リズム隊として自分の音を鳴らしたい」という無意識の自立心が働いていたと分析されています。