エンタメの消費スタイルがTV中心からYouTubeやNetflixなどのストリーミングプラットフォームへと移行したことも、美意識の大きな転換点となった。
高画質なドキュメンタリーやリアリティ番組、さらにクリエイターが自宅から届けるVlogコンテンツでは、かつての完璧すぎる厚塗りメイクがかえって違和感を与える場面が増えている。超至近距離のカメラワークにおいても破綻しない自然な肌質が求められる時代になり、視聴者の関心は「いかに上手に化けるか」から「いかにすっぴんの土台を育てるか」へと完全にシフトした。
SNSのタイムラインに流れるふとした素顔の投稿が大きな反響を呼ぶ現象は、デジタルネイティブ世代が求める新しい美の基準を明確に表している。