映画界での評価を着実に積み重ねていた彼女に、運命の大波が訪れる。NHKの看板枠である連続テレビ小説への抜擢だ。『おひさま』『花子とアン』での経験を経て、2015年度前期の連続テレビ小説 まれにおいて、ついにヒロインの座を射止めた。
石川県能登地方と横浜を舞台に、パティシエを目指して奮闘するヒロイン・津村まれを演じきった彼女の姿は、多くの視聴者の胸を打った。オーディションでは2000人を超える応募者の中から満場一致で選出。朝ドラの過酷な撮影スケジュールの中でも、彼女は持ち前の体力と妥協を許さないストイックさで現場を引っ張った。制作者たちが一様に口にしたのは「どんなに過酷なカットでも笑顔を絶やさず、役として生き切る姿勢」である。この作品の成功により、彼女の名は老若男女を問わず全国区へと浸透し、日本の芸能界において確固たる地位を確立した。