鼻をほじると穴は広がる?医学的根拠と変形リスクを形成外科医が解説

鼻をほじると穴は広がる?医学的根拠と変形リスクを形成外科医が解説

鼻をほじると穴は広がる?医学的根拠と変形リスクを形成外科医が解説の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

鼻孔の形状を決定づける上で最も重要な役割を果たしているのが「大鼻翼軟骨」と呼ばれるハの字型をした対の軟骨だ。この大鼻翼軟骨は鼻尖(鼻先)から鼻翼(小鼻)にかけての立体構造を維持するフレームであり、硬固な骨ではなくしなやかな軟骨組織でできている。

指を鼻孔の奥に挿入し、内側から外側に向けて慢性的に押し広げる動作は、この大鼻翼軟骨に対して持続的な物理ストレスを与えることになる。結果として軟骨自体の変形や左右のバランスの崩れを引き起こし、小鼻の張りが強調されたり、鼻穴が下から丸見えになるような変化を招くことがある。さらに、直上の皮膚も慢性的なストレッチを受けて伸びてしまい、元に戻りにくくなるリスクも指摘されている。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。