山田真歩の才能をいち早く見出したのはインディペンデント映画界でした。入江悠監督の代表作である映画『SR サイタマノラッパー2 女子☆ラッパー』(2010年)では、主役のアユム役に抜擢。群馬の田舎町でラップに青春を捧げるアラサー女子の葛藤と爆発を生々しく演じ、映画関係者から絶賛を浴びました。
その後も『愛の渦』『ヒメアノ〜ル』『夕方のおともだち』など、人間の暗部やエゴを鋭く抉り出す意欲作に多数出演。現在所属している芸能事務所ユマニテには、安藤サクラをはじめとする日本屈指の演技派が集結していますが、その中でも山田真歩の放つ独自のリアリズムは異彩を放っています。
映像作品にとどまらず、小劇場から大劇場の舞台公演にもコンスタントに出演を継続。身体と言葉を極限まで研ぎ澄ます舞台経験が、映像での瞬発力と奥深い役作りに直結しています。