仮歯の作り方を徹底解剖!歯科のプロが明かす製作工程と自作の罠

仮歯の作り方を徹底解剖!歯科のプロが明かす製作工程と自作の罠

仮歯の作り方を徹底解剖!歯科のプロが明かす製作工程と自作の罠に関する最新のニュースを速報でお届けします。関心のある方は必見です。

大まかな形が出来上がった仮歯をそのまま口に入れることはありません。ここから行われる仮歯の調整・研磨方法こそが、歯科医師・技工士の技術の見せ所です。

まず、専用のカーバイドバーと呼ばれる回転切削器具で、余分なレジンを削り落とし、解剖学的に正しい歯の溝や豊隆を彫り込みます。続いて、患者にカチカチと咬合紙(色が付く紙)を噛んでもらい、特定の部位だけに強い力がかかっていないか、顎を横にスライドさせたときに引っかかりがないかを厳密にチェックします。

最終仕上げとして、形態修正用シリコンポイントや研磨ペーストを用いて表面をツルツルに磨き上げます。表面に微細なザラつきが残っていると、プラーク(歯垢)が付着しやすくなり、仮歯の周囲で歯肉炎や二次虫歯を引き起こす原因になるため、鏡面のような滑らかさに仕上げることが鉄則です。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。