桃の皮を捨てるのが「大損」と言われる理由は、美味しさだけにとどまりません。皮および皮の直下には、紫外線や外敵から実を守るために蓄えられた機能性成分がぎっしりと詰まっています。
注目すべきは、赤色の色素成分であるアントシアニンやカテキン類をはじめとする「ポリフェノール」の豊富さです。これらには強力な抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去して肌のエイジングケアや血流改善を力強くサポートします。皮ごと食べることで、果肉だけを食べる場合と比べて数倍のポリフェノールを摂取できるとされています。
さらに、水溶性食物繊維の「ペクチン」も皮周辺に豊富です。腸内環境を整えて便通をスムーズにするだけでなく、血糖値の急上昇を抑える働きも期待できます。加えて、若々しさを保つビタミンEや、余分な塩分を排出してむくみを予防するカリウムも効率的に取り込めるため、まさに天然の美容サプリメントと言えます。