新堂家が標的とする早乙女家は、外見上は完璧な上流階級でありながら、内部には欺瞞と愛憎が渦巻く機能不全家族です。実力派キャスト陣による怪演合戦が見どころとなりました。
早乙女秋生(演:平山祐介)
早乙女ホールディングスの社長であり、冷酷な野心家・秋生を演じたのは平山祐介。梨里杏のパパ活相手として最初に疑われる人物であり、家庭内でも高圧的な支配者として君臨します。重厚な佇まいと底知れない威圧感で物語に重厚な緊迫感をもたらしました。
早乙女麗美(演:筒井真理子)
名バイプレイヤーの筒井真理子が演じるのは、秋生の妻・麗美。元モデルでセレブのプライドに固執し、世間体のためなら手段を選ばない歪んだエゴを持つ女性です。一葉を家政婦として雇い入れ、精神的に揺さぶられていく過程での狂気的な演技は圧巻の一言でした。
早乙女倫太郎(演:塩野瑛久)
政界進出を狙う早乙女家の長男・倫太郎を演じたのは塩野瑛久。スマートな好青年を装いながら、裏では傲慢で危うい欲望を抱える二面性を見事に表現。沙奈の罠に嵌まり、徐々に化けの皮が剥がれていく転落劇を色気と狂気を交えて熱演しました。
早乙女葵(演:瀧七海)
早乙女家の長女で、インフルエンサーとして活動する葵を演じたのは若手実力派の瀧七海。梨里杏の親友でありながら、内面に激しいコンプレックスと独占欲を抱え、事件の夜に深い関わりを持つキーパーソンを体当たりで演じ切りました。