かつて欧州主要リーグにおいて、アジア人選手の市場価値が5,000万ユーロを超えることなど想像すらできなかった。その分厚い壁を打ち破り、アジアの歴代最高評価額を競い合っているのが久保建英と三笘薫の2人だ。
ラ・リーガで研ぎ澄まされた戦術眼と異次元のボールキープ力を発揮する久保建英は、ビッグクラブがこぞって獲得リストの最上位に置く存在へと成長を遂げた。一瞬で局面を打開する右サイドからのカットインは、欧州トップレベルでも唯一無二の武器として高く評価されている。市場価値は6,000万〜8,000万ユーロ規模へと跳ね上がり、メガクラブへのステップアップが現実味を帯びる。
一方、プレミアリーグでDF陣を恐怖に陥れる三笘薫のドリブル突破は、プレミアリーグの過密日程とハイインテンシティの中でも圧倒的な費用対効果を証明してきた。単独で守備網を切り裂くウインガーの希少価値は極めて高く、両者が切り拓く新たな評価基準は、日本サッカー界の歴史を完全に塗り替えている。