ネット上の情報では「動く壁紙やAODを有効にするとバッテリー消費が数倍に跳ね上がる」という言説が散見されますが、これは有機ELディスプレイの初期世代における古い固定観念です。
現代のGalaxyフラッグシップおよびミドルレンジモデルに搭載されている有機EL(Dynamic AMOLED)パネルは、黒色を表示する際にピクセルそのものを完全消灯させる構造を持っています。さらに、画面リフレッシュレートを1Hzまで引き下げる可変駆動技術(LTPO)が組み合わさっているため、黒基調のシンプルなAOD表示であれば、24時間点灯させてもバッテリー消費は1時間あたり約0.5〜0.8%程度に抑えられます。
誤解されがちなのは、動画壁紙の再生負荷です。常時ループ再生されるわけではなく、「画面を点灯させてロックを解除するまでの数秒間」のみ描画される仕様となっているため、体感できるバッテリー持続時間への影響はごくわずかです。極端に恐れて利便性や視覚的満足度を犠牲にする必要はありません。