Q1:タイトル「アイネクライネ」の正確なドイツ語の意味と、米津玄師が意図した理由は?
A1:ドイツ語の文法上、「eine(アイネ)」は女性名詞の不定冠詞、「kleine(クライネ)」は「小さな」を意味し、直訳すると「ひとりの小さな女の子」「小さな女性」となります。米津玄師は、自身の中に潜む弱さや繊細さをあえて「少女」の視点に託すことで、傷つきやすい自分自身と他者の関係性を純粋に描くためにこの言葉を採用しました。
Q2:歌詞の一人称「あたし」の主人公は女性ですか?それとも米津玄師自身のことですか?
A2:構造上は「女性目線(少女)」として書かれていますが、その実態は米津玄師自身の内面的告白の仮託です。当時のインタビューにおいても、一人称を「あたし」と設定することで、客観的かつストレートに自分の生々しい弱音や自己否定感を吐き出すことができたと述べています。
Q3:なぜ東京メトロのCM曲に起用されたのですか?
A3:2014年春の東京メトロ「Color your days.」キャンペーンソングとして書き下ろし、または選出されました。無数の人々が交差してはそれぞれの日常へと戻っていく地下鉄のホームと、出会いと別れの尊さを歌う楽曲の世界観が完璧に合致したため、CMソングとしての起用が決定しました。
Q4:歌詞の「愚かでいい」とはどういう意味ですか?
A4:完璧で賢い人間になどなれなくても、誰かを愛することによって傷つき、惑うことの尊さを指しています。失敗しないスマートな生き方を選ぶのではなく、どれほど不器用で他者を傷つけるリスクがあっても、目の前の人と手を取り合って生きていきたいという強い覚悟の表明です。