多くのセルフネイラーが直面する「翌日には浮いてくる」という現象。爪の構造と粘着剤の物性から分析すると、早期リフトを引き起こす主因は主に3つのステップに集約されます。
第1の要因は、目に見えない皮脂やハンドクリームの油分残りです。爪の表面には微細な凹凸があり、そこに皮脂膜が張っていると粘着剤が弾かれ、接触面積が半分以下に低下します。第2は、シールのサイズ選定ミスです。自爪より大きなサイズを選んで甘皮や皮膚の上にシールが重なると、皮膚の伸縮や皮脂分泌によって根元が浮く決定的な原因になります。第3は、余剰部分を削り落とす際のバリ(引っかかり)の放置です。エッジ部分が密着していないと、日常の摩擦や洗髪時の水流が隙間に入り込み、毛細管現象で一気に剥離が進みます。