夫の遭難後、公子さんは直己の功績や記録を散逸させないよう、記念館の設立や遺品の整理に尽力した。自らの苦しみを語ることは好まず、常に「植村直己」という人間が遺した挑戦の精神を後世に伝えることだけに心を砕いた。
過密な情報に追われ、効率ばかりが求められる現代において、己の信念に命を捧げた植村直己の生き様と、それを黙して支え抜いた妻・公子さんの強さは、いま改めて私たちの心を打つ。氷雪の彼方に消えた夫を愛し抜いた一人の女性の気品ある人生は、時代が移り変わろうとも、静かな感動とともに記憶され続ける。 (出典: 植村 直己 妻(Yahoo!ニュース))
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