ギターコミュニティや知恵袋、SNSの演奏動画コメント欄などを精査すると、「Dm7を押さえようとすると手首の内側が突っ張る」「指が短くて隣の弦に触れてしまう」という悩みが数多く寄せられています。
都内の大手音楽スクールで10年以上の指導歴を持つチーフインストラクターは、レッスン現場での実態を次のように明かします。
「独学でDm7に挫折する生徒さんの約8割は、ギターを構えるフォーム自体に原因があります。ネックを真横から握り込んでいるため、人差し指がフレットに対して斜めに寝てしまい、結果として関節の溝で弦を押さえる形になっているのです。親指をネック裏の中央付近まで下げ、手首をわずかに前に突き出すだけで、指が自然に立って1弦の音詰まりは9割解消します」
実際に、受講生20名を対象にした指導検証データでは、従来の力任せなセーハから「手首のフォーム改善」と「親指の脱力」を実施したところ、15分以内の練習で全員が1弦のクリーンな発音を達成したという客観的な結果も記録されています。