インターネット検索やSNS上で散見される代表的な誤解が、「日本テレビタワーには東京タワーやスカイツリーのような有料展望台があるのではないか」という思い込みです。日本テレビタワーはあくまで日本テレビの本社・放送スタジオ機能を集約したオフィスビルであり、一般観光客向けの高層階展望フロアは常設されていません。
一般の来訪者が立ち入り・観光できるエリアは、基本的に地下2階から地上2階の「日テレプラザ」と呼ばれる商業・公開スペースに限られています。ガラス張りのオープンスペース「ゼロスタジオ」など、一部の番組収録や情報番組の生中継が行われる現場を外側からガラス越しに観覧できる機会はあるものの、執務エリアや主要制作スタジオのフロアは厳格なセキュリティで守られています。
修学旅行生や一般ファンから関心の高い「日テレスタジオ 見学ツアー」の現状についても注意が必要です。かつて一部メディア施設で行われていたような誰でも当日参加できるウォークスルー型の見学ツアーは、セキュリティ管理および番組制作体制の高度化に伴い、一般向けには常時開催されていません。教育機関向けの事前申請型見学プログラムや、番組観覧の当選者、特別公開イベント時を除き、内部フロアへ入ることはできない仕組みになっています。観光として訪れる際は「広場とショップ、公開ブースを楽しむオープン型メディアパーク」として計画を立てるのが賢明です。