スタッキング収納の事故や変形を防ぐためには、購入前にカタログや製品シールの仕様をチェックする基準を持つことが不可欠です。収納ボックスの崩れない選び方における最重要チェックポイントは以下の3点です。
第一に、「本体耐荷重」と「天板耐荷重(積み重ね耐荷重)」を混同しないことです。ボックス単体の中に何kg入れられるかだけでなく、「上に何kgまで重ねられるか」の数値を確認してください。たとえば本体耐荷重が10kgあっても、天板耐荷重が2kgしかない場合、重い箱を上に積むとすぐに天板がへこんでしまいます。
第二に、底面と天板の「噛み合わせ溝(スタッキングリブ)」の深さです。しっかりとした溝が彫られている製品は、前後の揺れに対してロックがかかり、地震の際にもズレ落ちにくくなります。平らな天板の上にただ載せるだけの製品は、横からの衝撃に弱いため高段積みには向きません。
第三に、側面の補強構造(リブ加工)の有無です。側面パネルに縦の筋や凹凸加工が入っているボックスは、荷重による外側への膨らみを防ぐ剛性を備えています。長期にわたって美しく使い続けるためには、プラスチックの厚みと補強設計がしっかりした製品を選びましょう。