今際の国のアリス「独房」の黒幕と結末!ハートのジャックの正体・心理戦の全貌を徹底解説

今際の国のアリス「独房」の黒幕と結末!ハートのジャックの正体・心理戦の全貌を徹底解説

今際の国のアリス「独房」の黒幕と結末!ハートのジャックの正体・心理戦の全貌を徹底解説の注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。

「独房」を語る上で欠かせない最大の衝撃は、ゲームクリア後にバンダとヤバが下した決断です。

全絵札のげぇむがクリアされた後、生き残ったプレイヤーには「元の世界へ帰還する(拒否)」か「今際の国の国民として永住する(受諾)」かの選択権が与えられます。通常であれば誰もが生死の境を彷徨った地獄からの生還を望むところですが、バンダとヤバの2人は迷うことなく「永住」を選び、今際の国の支配人側(次世代の絵札の主)へと転身しました。

この選択の背景には、2人が抱える特異な人生観があります。

バンダは現実世界において4人を殺害した冷酷な死刑囚でした。彼にとって、道徳や法律によって本能が縛られた現実社会は息苦しい偽善の檻に過ぎず、人間の本性が剥き出しになり、命のやり取りが正当化される今際の国こそが「唯一の理想郷」だったのです。

一方のヤバは、現実世界でベンチャー企業を率い、他者を金と権力で意のままに操ってきた支配者です。彼は他者を手駒として掌握し、自らの才覚だけで生死のルールを支配できる今際の国の環境に至高の悦楽を見出していました。彼らにとって今際の国は罰ではなく、己の欲望と知性を完全に発揮できる唯一無二のステージだったと言えます。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。