「狼を描こうとすると、どうしても普通の犬や猫になってしまう」という悩みを抱える方は少なくありません。実は、狼ならではの骨格と毛並みの特徴をデフォルメの法則に落とし込むだけで、誰でも手書きで簡単に狼らしい愛らしさを表現できます。
デフォルメイラストを描く際は、頭身を2頭身〜2.5頭身に設定し、以下の3ステップを意識して進めるのがコツです。
ステップ1:輪郭と大きな三角耳のアタリを取る
真ん丸の頭部ベースを描き、その上部に「やや外側に開いた厚みのある三角形」を配置します。柴犬よりも耳の内側に毛束を多く描き込み、ふんわりとした厚みを出すのが狼らしさの第一歩です。
ステップ2:頬の毛(サイドのフサフサ)と吊り目を加える
輪郭の両サイドに、外側へ跳ねるギザギザの毛束を描き足します。目はややツリ目気味にしつつも、黒目を大きく丸く描くことで、「野性味」と「可愛さ」を黄金比で同居させることができます。
ステップ3:太くボリューミーな尻尾と短い足を描く
胴体は小さめの俵型にし、足先はぽってりと丸く短めに描きます。そして最大の決め手となるのが、体と同じくらいの太さを持つボリューミーな尻尾です。毛先を少しギザギザとさせ、ふさふさ感を強調します。
さらに、遠吠えのポーズ(上を向いて口をすぼめる仕草)や、前足をちょこんと揃えたおすわりポーズなど、狼イラストのポーズ集で定番の構図を取り入れると、一目でオオカミと分かるキャッチーな仕上がりになります。