アタリが整ったら、線画の魅力を引き上げるパーツ描写へと進みます。特にキャラクターの性別や性格を際立たせるのが、上まぶたのアイラインとまつ毛 描き方 コツの把握です。
まつ毛を描く際、1本1本を均等な太さで細かく生やしてしまうと、古い少女漫画のような重たい印象になりかねません。現代的なイラストでは、「太い束+細い毛先」のメリハリを意識するのが鉄則です。上まぶたのライン全体を太めの主線で描き、目尻に向かってボリュームを持たせます。目尻から外側へ流れるように1〜2本の束をシャープに「抜き」のストロークで描くことで、視線が自然と瞳の中心へ誘導されます。
そして、瞳に魂を吹き込む最大の鍵が瞳 ハイライト 入れ方です。ハイライトを入れる際に最も重要なのは、光源の位置を統一することです。左上に主光源がある場合、主ハイライトは瞳の左上に最も白く強い光として配置します。ここで多くの初心者が陥るミスが、左右の目でハイライトを対称に配置してしまう現象です。左右どちらの瞳も「同じ光源方向(左上)」に向けて配置しなければ、視線が合わない違和感の原因になります。
さらに、主ハイライトの対角線上(右下)に、不透明度を30〜50%程度に落とした小さめの「環境反射光(サブハイライト)」を添えると、ガラス玉のような奥行きと潤い感を演出できます。