二点透視図法で絵が劇変する描き方|消失点とアイレベルの決め方極意

二点透視図法で絵が劇変する描き方|消失点とアイレベルの決め方極意

二点透視図法で絵が劇変する描き方|消失点とアイレベルの決め方極意を徹底追究! 知っておきたい 重要ポイントを分かりやすく展開します。

背景イラストやデッサンを描き始めた初心者が二点透視図法で最も頻繁に直面するトラブルが、「描いた箱や部屋が魚眼レンズで覗いたように極端に歪んでしまう」という現象です。この作画崩壊が起きる決定的な理由は、キャンバス内に2つの消失点を無理に収めようとして、消失点同士の距離を近づけすぎてしまうことにあります。

人間の目が一度に違和感なく認識できる視野角は約60度(コーン・オブ・ビジョン)とされています。消失点同士を画面内に近接して配置すると、画角が極端な超広角レンズ(15mm以下相当)の視界となり、立体の側面に不自然な傾斜が生じます。現場のアニメーション美術スタッフやイラストレーターへのヒアリングでも、「初心者のパースの歪みは、ほぼ100%が消失点の間隔不足に起因する」と指摘されています。

パースの歪みの原因と直し方における基本原則は至ってシンプルです。作画用紙やキャンバスの枠外、場合によっては画面の横幅の2〜3倍以上離れた位置に消失点を設定することで、肉眼で見たような自然な遠近感が生まれます。まずは「消失点は画面の外に配置するのが基本である」という認識を持つことが、脱初心者の第一歩です。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。