甲子園観戦における最大の関心事の一つが「甲子園見やすい席おすすめ」と「甲子園日陰エリア銀傘」の重複エリアです。甲子園名物の大屋根「銀傘」はバックネット裏から内野席全体を覆っていますが、スタンドのすべての席を雨や日差しから守っているわけではありません。
球場の構造設計および現地の影の落ち方を分析すると、銀傘の下に入るかどうかの境界線は概ね「28段〜30段」付近に存在します。25段目より前方の席は、銀傘の恩恵をほとんど受けられず、雨天時には雨具が必要となり、日中は強い日差しに晒されます。一方で35段目以降の座席であれば、雨天時でも傘を差さずに観戦できる確率が極めて高く、真夏の猛暑日でも安定した日陰が確保されます。
さらに時間帯による太陽軌道と座席の方位(東西関係)も決定的な要素です。
アイビーシート座席表(1塁側)は午前中こそ日陰になりやすいものの、午後13時を過ぎると南西から西にかけての強い直射日光が正面から差し込みます。これに対し、ブリーズシート座席表(3塁側)は午後になると太陽を背にする配置となるため、銀傘の影が前方の段数まで素早く伸び、デーゲーム中盤以降の体感温度が格段に涼しくなる特徴があります。真夏の観戦で快適性を最優先するならば、3塁側ブリーズシート中段以降が極めて合理的と言えます。