ネット上の掲示板やSNS、知恵袋などで「ジョジョで一番かっこいい敵は誰か」という議論が巻き起こる際、プロシュートの名が挙がらないことはまずない。長年にわたるファンの声やコミュニティの反響を検証すると、読者が彼に惹かれる構造には明確な共通項が存在する。
「悪党なのは間違いないのに、発言の筋が一本通っていて憧れてしまう」
「ペッシが覚醒した時の兄貴の喜び方が完全に親のそれ。理不尽な上司とは次元が違う」
「自分の命が尽きかけているのに、部下の勝利のために能力を出し続ける姿に男泣きした」
敵組織の幹部といえば、部下を身代わりにして逃亡を図ったり、ピンチに陥ると取り乱して命乞いをしたりする描写が少なくない。しかしプロシュートは、ペッシに背中を見せ、最後まで「誇り高きプロフェッショナル」であり続けた。この言動一致の美学こそが、ファンの間で「プロシュート兄貴」という揺るぎない敬称が定着した最大の原動力である。