検索クエリに並ぶ「モンスター レモネード まずい」というフレーズ。これを目にして購入をためらった人も少なくないはずです。しかし、5ちゃんねる、X(旧Twitter)、各種レビューサイトに寄せられた膨大な口コミ評判を精査すると、評価は単なる低評価ではなく、明確に「大絶賛」と「拒絶」の真っ二つに分かれている実態が浮き彫りになります。
まず、否定派が「まずい」「想像と違った」と口を揃える最大の理由は、「レモン特有のピール(果皮)感と独特の渋み」です。日本の多くの消費者が「レモネード」やレモン炭酸水に対して抱くイメージは、C.C.レモンのような爽やかな甘みとクエン酸のストレートな酸味です。ところが、本製品はオーストラリアの伝統的なレモネードに着想を得ており、レモン果汁1%に加え、レモンの皮をすりおろしたような芳醇な苦味とエナジードリンク特有の高麗人参・ケミカル風味が重なり合っています。この重厚な海外テイストを「薬っぽい」「苦くて後味が悪い」と受け取った層から、ネガティブな投稿が相次いだのです。
一方で、熱烈な支持層からは「歴代モンスターの中でぶっちぎりの最高傑作」と称賛されています。彼らのレビューでは以下のような生の声が目立ちます。
「エナドリ特有のベタついた甘ったるさがなく、ピールの苦味が効いていて圧倒的にドライに飲める」
「酸味と炭酸のキレが抜群で、真夏の暑い日や長時間のデスクワークの気分転換にこれ以上のものはない」
「海外のエナジードリンクらしい本格的なフレーバーで、一度ハマると緑缶には戻れない」
このように、「まずい」という評判の正体は品質の欠陥ではなく、日本の大衆的レモン味との間に生じた「味覚の期待値ギャップ」によるものです。甘酸っぱいジュースを期待した人には敬遠され、ビターで刺激的な本格レモネードを求めた人には唯一無二の傑作として刻まれる結果となりました。